子ども脱被ばく裁判を支える会・東日本

放射能安全神話で偽りの復興をする福島県で放射能被ばくを訴える原告さんを支える会です。ストロンチウム90で太平洋産魚介類は汚染されてます、食べない方が良いと思います!

第12回子ども脱被ばく裁判傍聴&福島応援行動報告

※10月18日裁判の後、鹿児島、新潟へ行きブログが遅くなり、申し訳ありません~m(__)m

 

 すっかり秋になり厳しい冬が、直ぐそこまで忍び寄って来ました。

 原告さん、弁護団、支援者の皆さま、如何お過ごしですか?裁判当日はお疲れ様でした。ありがとうございました。

 

 裁判の前日2017年10月17日、福島市から魔の汚染国道114号線を通り、県道349号線から県道399号線を行くと真っ暗闇の中、右側にぽつんと一軒だけ民家に灯りが見えた、川俣町から入って直ぐの感じだ。f:id:sasaerubimbo:20171105222656j:plain そこが飯舘村細川牧場だった。あいにく細川徳栄さんは留守で、30分位待ったが帰って来ないので、飯舘村から夜道を福島市へ戻る。

途中、川俣町は灯りが付いていて日常平穏な生活をしていた、飯舘村は灯りが無く不思議な現実を体験した。

 翌日、子ども脱被ばく裁判の勉強会を午前中パスして、魔の汚染国道114号線に幟を立てに行った。

福島市から、魔の汚染国道114号線で浪江町役場に行き、浪江町で唯一開店したコンビニのローソンに。

店員さんは全員が女性で、仕事で被ばくしちゃうと、余計な心配しながら買い物をした。

自分も今回は、かなり被ばくしたと思う。

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いよいよ幟を立てるが、まず初めに浪江町から魔の汚染国道114号線で山へ入る所、町地区辺りの左側に4本幟を建てた。

「汚染国道 114号線通ると死ぬ」

IAEAの下 医大は人体実験をするな」

以上2種類の幟を立てた。

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撤去されない事を願い、迅速に1人で仕事の時より機敏に行動した。魔の汚染国道114号線はパトカーが多いから、職務質問されたら、答えを決めていた「交通安全の一環で、安全運転で福島県民を守る幟」ですと言いたかったが、パトカーに幸か不幸か遭遇しなかった。残念無念!

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魔の汚染国道114号線、南相馬市大柿トンネル辺りの山中の幟です。

この幟を立てて魔の国道114号線を福島市に向かった直後、パトカーが後ろに現れ職務質問を受けるかな?と期待したが、山木屋地区辺りまで来たら視界から消えていた。

魔の汚染国道114号線は、立て看板がそこいらじゅうに立っていた「長時間の停車はしないで下さい」とか。

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これは怖かった。

勿論マスクはしていた。

魔の汚染国道114号線は開通したが脇道はバリケードで交通止めだ、何でそんな危ない魔の汚染国道114号線を開通したか疑問だ、放射能を拡散する通行の車は少なかったが、通勤時間帯は分らない?福島県民は利便性が良くなったのかな?魔の汚染国道114号線通ると・・・被ばくして寿命を早めて死ぬと思う!

 

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 そして急いで、

子ども脱被ばく裁判の傍聴に福島地裁へ向かった。 

 突然、裁判所前集会の司会を頼まれて司会をした。

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 今回は大阪、関西から初参加の人、また、広島の住職さん達も初参加しました。

水戸さん、荒木田さんが横断幕を持ち、黒岩さんが幟を、橋本あきさん達のスピーチで賑やかな集会でした。

 終了後、裁判所が意地悪をしてきた、次回から裁判所敷地内で集会をしないで下さいと。

歩道から、奥行1.5メートル位を使わせない裁判所には呆れます、歩道での集会は歩行者の邪魔になります。

如何するんだ・・・福島地裁

そして、傍聴整理券は今まで屋内で並びましたが今回は野外(前々回1回だけ野外)でした、また傍聴人に反原発アベ政治を許さない等のバッジを外すように注意してきた、言われた人は、東京地裁でも言われたことが無いと抗議をしたが、福島地裁職員は、ここのルールですと、冷たく突き放した。

日本の司法はヒラメ思考で完全に狂っている!

 今日の裁判はドラマを見てるような錯覚に、我が弁護団の鋭い質問に被告の国、福島県代理人は我々素人が聞いていても、可笑しな事を言っていた。

 今回の裁判で一番印象に残ったのは、井戸弁護団長が、安定ヨウ素剤福島県庁は県民に配布しなかったが、福島医大関係者は安定ヨウ素剤を服用した、これは危険回避で福島医大関係者だけが、服用したのは可笑しいではないかと、ネットでは以前から問題になっていた事が、司法の場で論議される。

次回、福島県庁の回答が重要だ!

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裁判終了後、記者会見、報告会が開かれた。

裁判の詳細は、弁護団のページを読んでください。

fukusima-sokaisaiban.blogspot.jp

 

次回、13回子ども脱被ばく裁判は、

2018年1月22日(月)14時30分です。

皆さま、福島は寒いですが、

暖かい応援を原告さんに送って温まりましょう!

その次の14回口頭弁論期日は、

4月25日(水)時間未定です。