第13回子ども脱被ばく裁判&勉強会
1月22日 月曜日、福島地裁で
「第13回子ども脱被ばく裁判」が行われました。
午前の学習会は河野益近さんの「放射線の危険性と危険度―
環境に存在する福島原発事故由来の強放射性不溶性微粒子」
お話をしていただきました。河野さんは、内部被曝の危険性に
ついて専門家が本格的な研究をしてないようだと、
危機感を募らせていました。
河野益近さんとは面識は有りませんでしたが、
共同代表の水戸喜世子さんから、色々お話を伺いました。
河野さんが若い頃、水戸喜世子さんの旦那の水戸巌さんが
河野さんを可愛がり。水戸喜世子さんに、
美味い晩飯を作ってやってくれと、
好く家で晩ご飯を皆で食べたそうです。
水戸巌さんが河野さんを可愛がった理由は、
河野さんは伊方原発側の出身で伊方原発建設反対運動を
していたからだそうです。
勉強会の福島市民会館会場1階に、さんどパークが有り、
いつも気になっていたが、ここは福島の子供達が外で思いきり
遊べない為に、室内で遊べる施設です。
この様な場所が有るのに、住民を高線量地域に帰還させたり、
偽りの復興を煽ったり福島県は矛盾だらけ。
さて、いよいよ裁判所前集会。前回、福島地裁関係者に
次回から裁判所敷地内で集会をしない様にと、
注意をされていたので心配だったが、
何事も無く集会が出来て良かった。
裁判終了後記者会見の予定だが、
雪が降ってきたので早々に切り上げた。
おっと、大事な事を忘れた、金沢秀樹裁判長が
人事異動で変わるらしい、金沢秀樹裁判長と、
我が弁護団の頑張りが有ったから、
却下を跳ね返したと思う、残念だ!
福島駅西口までは、伊達市の安藤さんに車で
送って貰った。
安藤さん、いつもありがとうございます。
今夜は、東口沖縄料理店での懇親会を、
予定していたが雪で順延にした。残念!
雪が凄くて夜行バスは運休、
新幹線で帰るも福島駅で35分遅れ、
停車していると乗客がドンドン乗って来て満員状態、
2時間遅れで上野駅に到着、
地下鉄日比谷線は動いておらず、
千葉県浦安駅のバス停は吹雪で、
まるで雪国のようだ。
やっと着いた家の前は、
綺麗な銀世界で有意義な1日だった。
★次回子ども脱被ばく裁判予定
新年、明けましておめでとうございます、本年も宜しくお願い致します。
皆さま、子ども脱被ばく裁判を何時も支えて頂き、ありがとうございます。
本年も昨年同様、一寸独断とアホですがお付き合いを、宜しくお願い致します。
さて、支える会・西日本さんのブログは、小児甲状腺がんの現状がとても分り易く素晴らしいので、東日本のブログに転載いたします。
後藤さん、すみませんm(__)mありがとうございます。
ここからです
↓
2018年が始まりました。
旧年中は、皆様の温かいご支援をありがとうございました。
今年も「子ども脱被ばく裁判」へのご注目を
なにとぞよろしくお願いいたします。
年末に福島県の第29回「県民健康調査」検討委員会が開催されました。
OurPlanetTV白石草さんの報告を紹介します。
甲状腺検査4巡目に向け激論〜学校検診の行方は?
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2204
小児甲状腺がん及びがん疑いの全体数は増えませんでしたが
手術を終えがんと診断された子どもたちは5人増え、156人となりました。
しかしその中に、経過観察中のがんの発症で、調査の中に含まれないという子どもさんが
少なくとも8人県のデータに含まれていないことが
患者へのアンケート調査によって明らかにされています。
素人考えでも、その数が入っていない調査では正確な検討ができないと感じますが
その数を把握することが今のところ予定されていません。
それどころか、過剰診断、検査を縮小見直しすべきとの意見が出ているとのこと。
しかし15歳までの患者は過剰診断とは言えないことが明らかにされたようです。
OurPlanetTVより転載
これらの主張に絡み、終了後の記者会見では高野氏に質問が殺到。高野氏が「ほとんどが過剰診断」と述べたことについて、記者が15歳以下のケースについて問いただすと、高野氏は「15歳以下の剖検では、過剰診断はない」と回答し、15歳以下の甲状腺がんの発症が「過剰診断」ではなく、放射線被曝による過剰発生の可能性を否定できないことを強く示唆した。県のデータによると穿刺細胞診で悪性ないし悪性疑いと診断された194人のうち、診断当時15歳以下だった子どもは全体の3割弱にあたる53人にのぼる。
ママレボの和田秀子さんによるレポートも併せてお読みください。
「福島県民健康調査と体調に関するアンケート」結果 ~県立医大への不信感が浮き彫りに~
http://momsrevo.blogspot.jp/2014/12/blog-post_67.html
ママレボ編集長通信No10 ~「住民の健康管理のあり方に関する専門家会議」に異議あり!~
福島近隣県でも「健康調査」を求める専門家らの声
第12回子ども脱被ばく裁判傍聴&福島応援行動報告
※10月18日裁判の後、鹿児島、新潟へ行きブログが遅くなり、申し訳ありません~m(__)m
すっかり秋になり厳しい冬が、直ぐそこまで忍び寄って来ました。
原告さん、弁護団、支援者の皆さま、如何お過ごしですか?裁判当日はお疲れ様でした。ありがとうございました。
裁判の前日2017年10月17日、福島市から魔の汚染国道114号線を通り、県道349号線から県道399号線を行くと真っ暗闇の中、右側にぽつんと一軒だけ民家に灯りが見えた、川俣町から入って直ぐの感じだ。 そこが飯舘村細川牧場だった。あいにく細川徳栄さんは留守で、30分位待ったが帰って来ないので、飯舘村から夜道を福島市へ戻る。
途中、川俣町は灯りが付いていて日常平穏な生活をしていた、飯舘村は灯りが無く不思議な現実を体験した。
翌日、子ども脱被ばく裁判の勉強会を午前中パスして、魔の汚染国道114号線に幟を立てに行った。
福島市から、魔の汚染国道114号線で浪江町役場に行き、浪江町で唯一開店したコンビニのローソンに。
店員さんは全員が女性で、仕事で被ばくしちゃうと、余計な心配しながら買い物をした。
自分も今回は、かなり被ばくしたと思う。
いよいよ幟を立てるが、まず初めに浪江町から魔の汚染国道114号線で山へ入る所、町地区辺りの左側に4本幟を建てた。
「汚染国道 114号線通ると死ぬ」
以上2種類の幟を立てた。
撤去されない事を願い、迅速に1人で仕事の時より機敏に行動した。魔の汚染国道114号線はパトカーが多いから、職務質問されたら、答えを決めていた「交通安全の一環で、安全運転で福島県民を守る幟」ですと言いたかったが、パトカーに幸か不幸か遭遇しなかった。残念無念!
魔の汚染国道114号線、南相馬市大柿トンネル辺りの山中の幟です。
この幟を立てて魔の国道114号線を福島市に向かった直後、パトカーが後ろに現れ職務質問を受けるかな?と期待したが、山木屋地区辺りまで来たら視界から消えていた。
魔の汚染国道114号線は、立て看板がそこいらじゅうに立っていた「長時間の停車はしないで下さい」とか。
これは怖かった。
勿論マスクはしていた。
魔の汚染国道114号線は開通したが脇道はバリケードで交通止めだ、何でそんな危ない魔の汚染国道114号線を開通したか疑問だ、放射能を拡散する通行の車は少なかったが、通勤時間帯は分らない?福島県民は利便性が良くなったのかな?魔の汚染国道114号線通ると・・・被ばくして寿命を早めて死ぬと思う!
そして急いで、
子ども脱被ばく裁判の傍聴に福島地裁へ向かった。
突然、裁判所前集会の司会を頼まれて司会をした。
今回は大阪、関西から初参加の人、また、広島の住職さん達も初参加しました。
水戸さん、荒木田さんが横断幕を持ち、黒岩さんが幟を、橋本あきさん達のスピーチで賑やかな集会でした。
終了後、裁判所が意地悪をしてきた、次回から裁判所敷地内で集会をしないで下さいと。
歩道から、奥行1.5メートル位を使わせない裁判所には呆れます、歩道での集会は歩行者の邪魔になります。
如何するんだ・・・福島地裁!
そして、傍聴整理券は今まで屋内で並びましたが今回は野外(前々回1回だけ野外)でした、また傍聴人に反原発、アベ政治を許さない等のバッジを外すように注意してきた、言われた人は、東京地裁でも言われたことが無いと抗議をしたが、福島地裁職員は、ここのルールですと、冷たく突き放した。
日本の司法はヒラメ思考で完全に狂っている!
今日の裁判はドラマを見てるような錯覚に、我が弁護団の鋭い質問に被告の国、福島県の代理人は我々素人が聞いていても、可笑しな事を言っていた。
今回の裁判で一番印象に残ったのは、井戸弁護団長が、安定ヨウ素剤を福島県庁は県民に配布しなかったが、福島医大関係者は安定ヨウ素剤を服用した、これは危険回避で福島医大関係者だけが、服用したのは可笑しいではないかと、ネットでは以前から問題になっていた事が、司法の場で論議される。
次回、福島県庁の回答が重要だ!
裁判終了後、記者会見、報告会が開かれた。
裁判の詳細は、弁護団のページを読んでください。
fukusima-sokaisaiban.blogspot.jp
次回、13回子ども脱被ばく裁判は、
2018年1月22日(月)14時30分です。
皆さま、福島は寒いですが、
暖かい応援を原告さんに送って温まりましょう!
その次の14回口頭弁論期日は、
4月25日(水)時間未定です。
2017年8月8日 子ども脱被ばく裁判 第11回口頭弁論の福島地裁へ行きました。
子ども脱被ばく裁判を支える会
東日本 稲井邦利
皆さん~毎日暑い日が続きますがお元気ですか?
残暑お見舞い申し上げます。
さて、裁判の前日8月7日に福島県土湯温泉で、子ども脱被ばく裁判の交流会があった。
原告さん、弁護団、共同代表、支援者が集まり、この裁判の過去の取り組み方、
此れから原告さん達への支え方等、活発な意見が出たので良かったと思う。
男連中は夜遅く迄盃を交して、原告さん、弁護団、支援者が有意義な時間を過ごした!
翌日、土湯温泉の旅館宴会場で皆さんで朝食をして各自が、車で福島市民会館へ向かった。
今回は、2階の大ホールではなく、5階の501号室で勉強会と報告会をした。
大ホールより少し狭いが、階段を使わずエレベータの使用だから、何時もより楽だった。
しかし、とんでもない人が1人いて、5階まで階段で上り下りした強者がいた。
あんた歳を考えろよ!!!う~~~ん凄い・・・悔しいな~
その人の名前は、支える会・東日本の会員で福島県伊達市に住んでいる、超有名な安藤さんでした。
そして午前中は、映画上映です「奪われた村~避難5年目の飯舘村民」
鑑賞中、村民の苦悩に原発事故さえなければと・・・何度も思った!
映画終了後、豊田直巳映画監督の話しを聞いた。
皆さんご存知の通り、飯舘村の菅野典雄村長は自治体維持の為なら、
午後の裁判は、夏休みで帰省中の方々と子どもたちが(大人10名、子ども7名)原告席に座り華やかでした、
何故か?原告の佐藤美香さんが原告席に座らず、傍聴席に座っていました。
今回の意見陳述は男性2人でした、1人の方は会津若松から参加、もう一人の方は郡山から長崎県へ、そして埼玉県へ避難している方でした。
会津若松の原告さんは、奥さん、子供さん3人、お父さんの6人家族です、ご自身は甲状腺検査で、C判定が出てしまい、
幸い良性で半年ごとに経過観察をしているそうです。
もう一人埼玉の原告さんは、ご自分の実家長崎県へ避難したが、子供さんはクラスでイジメにあい、奥さんも職場で言葉の違いで馴染めず、
ご本人は住宅支援も受けられず、コンビニのアルバイトでは生活が厳しい状態で、埼玉県に移動したそうです。
両家族とも、原発事故さへ無ければこんな大変な生活をしなくて済んだのに・・・只々無性に泣けてきた!
子ども脱被ばく裁判は、日本人に重要な裁判です!
絶対に許さない!必ず勝利しよう!
次回 子ども脱被ばく裁判の予定
第12回口頭弁論 10月18日(水)
第13回口頭弁論 2018年1月22日(月)
皆さん、今回は無抽選で裁判を傍聴しました、ぜひ皆さんで傍聴席を満席にして、被告の日本政府、福島県、各自治体に圧力をかけましょう!
皆さんの参加を、お待ちしています。
裁判の報告は弁護団からです。
福島地裁「子ども脱被ばく裁判」第10回口頭弁論傍聴記と課題
2017年5月24日(水曜日)
福島地裁へ、子ども脱被ばく裁判を傍聴に深夜バスで行きました。
裁判中は、眠くてうつらうつらしながら、不謹慎に聞いてしまいました。
子ども脱被ばく裁判の弁護団は、放射能被ばく問題を猛烈に勉強していて、本当に素晴らしい弁護士の皆さんです!
被告、国、地方自治体教育委員会は恐れをなして、代理人が減って、傍聴席が傍聴人に確保されてきました、嬉しい事です。
我々の弁護士さんは、放射能被ばくに関しては日本一の弁護団です!
これからも原告さんを、どうぞ宜しくお願い致します。
午前の学習会では、支える会・東日本会員のフリージャーナリスト・西中誠一郎さんを迎えて、今村雅弘復興大臣辞任に至る経緯と題して、講演していただきました。
ブログを書いてる5月26日、経産省前テントひろばの経産省抗議行動で、有名になった西中さんと遭遇しました(笑)相変わらず淡々と取材をしていました。
西中さんは、何時も喜怒哀楽が表情に出ず、物静かな方でジェントルマンです。
集会で、支える会・東日本の会員さんが、東京の人が被曝問題を発言しても意味が無い、やはり福島県民が被曝問題に反対の声をあげなければ、ダメだと発言しました・・・正論ですがデリケートな問題です。
自分は、10回この裁判に参加していますが、原告さんは参加人数が激減しています、毎回原告さんで参加している人は、今野寿美雄さんと、佐藤美香さんの美しい字が付くお二人コンビです、福島の原告さん、支援者の方々は健康のすぐれない方が大勢いらっしゃいます、残念ですが、我々東京、千葉、埼玉、神奈川、関西から支援する人とは条件が違い過ぎます。
ですから、仲間の運動、行動を誹謗中傷せず、原告さん、弁護団、支援者はスクラムを組んでお互いをフォローして、一致団結して、国、地方自治体のおごり、ウソを反省、改善させましょう。
★次回の福島地裁「子ども脱被ばく裁判」予定。
今回、支える会・東日本は5名の参加者でした、次回は10名位参加したいです。
皆さま、どうぞ宜しくお願い致します。
第11回口頭弁論期日 2017年 8月8日(火曜日)14時30分より
第12回口頭弁論期日 2017年 10月18日(水曜日)14時30分より
★詳細は、民の声新聞さんを読んでください。
【子ども脱被ばく裁判】弁護団「土壌汚染を無視するな」「SPEEDI活用すべきだった」。男性原告は「子を守るのが悪いか」と怒りの意見陳述~第10回口頭弁論 - 民の声新聞
★裁判の経緯は弁護団のページを。
2017.5.24第10回口頭弁論期日報告
2017.5.24 子ども脱被ばく裁判第10回口頭弁論期日の報告
原告ら弁護団長 井 戸 謙 一
第1 主張、立証について
今回の期日で陳述された準備書面は次のとおりです。また、原告の陳述書8通を提出しました。
1 原告側
(1) 準備書面(28)
準備書面(26)の一部を訂正したもの(数値の誤り)
(2) 準備書面(29)
ICRP2007年勧告の趣旨を正しく理解すれば、緊急時被ばく状況における参考レベル年20~100ミリシーベルト、現存被ばく状況における参考レベル年1~20ミリシーベルトを根拠に年20ミリシーベルトを学校校庭での被ばく線量の暫定的な目安とした国の措置が違法であることを述べたもの
(3) 準備書面(30)
SPEEDIのデータの公表は国の義務であり、これを公表しなかったことを正当化しようとする国の主張が不当であることを述べたもの
(4) 準備書面(31)
福島県内では、今なお放射線管理区域の基準を超える地域が広範に広がっていること、福島では放射性降下物が今なお多量に検出されること、土壌汚染レベルが高いと、土壌中の放射性微粒子が再浮遊し、呼吸によりこれを取り込んで内部被ばくする危険があること、放射性微粒子の存在の一形態であるセシウムボールはわずか球径2ミクロンの大きさであるが、そこに数十億個のセシウム原子があるとされていること等を述べたもの
(5) 準備書面(32)
安全配慮義務の主張を補充したもの、すなわち、福島原発事故後、放射性物質は環境基本法のもとで規制されることになったが、未だに、放射性物質についての「環境基準」も「規制基準」も定められていないこと、学校保健安全法に基づく「学校環境衛生基準」にも放射性物質についての定めがないこと、これらは、法令の欠缺であり、条理によって補うべきこと、「環境基準」と「学校環境衛生基準」は同等に定められるべきこと、放射性物質の規制基準は「年1ミリシーベルト」と定めるべきであり、環境基準は「年50マイクロシーベルト」と定めるべきこと、被告基礎自治体らには学校環境衛生基準を順守する義務があること等を述べたもの
(6) 準備書面(33)
福島県民健康調査で公表されていた小児甲状腺がんの患者数は一部であり、一旦「経過観察」とされた後に発見された患者は、上記公表値に含まれていないことが判明したこと、福島県は、上記の隠された患者数を未だに公表していないことを指摘し、福島県に対し、その数を明らかにするよう求めたもの
(7) 準備書面(34)
文科省の20ミリシーベルト通知につき、強制力がないとの国の主張に対する反論として、この通知が事実上の強制力を持つことを明らかにするとともに、その違法性について補充主張したもの
(8) 準備書面(35)
一部の原告につき、主張の一部を撤回したもの
2 被告側
(1) 被告国 第6準備書面
低線量被ばくの危険性に関し、①LNTモデルが科学的に立証されていないこと、②原告らが提出した長期低線量被ばくに関して各国で報告されている疫学調査結果の結果について、その結論が誤りであること、③福島県民健康調査の結果は、被ばくとは関係がないこと等を述べるもの
(2) 被告会津若松市第4準備書面、被告伊達市第6準備書面、被告川俣市準備書面(5)、被告福島市第4準備書面、被告いわき市準備書面(9)、被告田村市・郡山市第7準備書面
これらの準備書面では、「安全配慮義務」違反を理由として損害賠償請求をすることはできても、損害が発生する前に「履行請求」(安全に対する配慮を求めること)をすることはできないと主張しています。
3 法廷でのやり取り
国は、原告側が求めていた原子力緊急事態宣言の具体的内容についての説明を拒否しました。引き続き求めていきます。
第2 原告の意見陳述
今回は、福島市に住むお父さんの意見陳述書を、その方が出頭できなかったので、原告団代表の今野さんが代読しました。こどもを守りたいという気迫にあふれた文章でした。
第3 今後の予定、その他
1 子ども人権裁判
被告基礎自治体らは、原告準備書面(32)に対する反論をします。原告側は、安全配慮義務の履行請求ができることについて主張を補充します。
2 親子裁判
引き続き、原告側で原告の陳述書の追加提出と、因果関係(被告国や被告福島県の無作為によって、子どもたちがどのように無用な被ばくをさせられたか)についての追加主張をします。また、被告国の準備書面(6)に対する反論を行います。
3 署名について
全国からたくさんの署名をお送りいただいています。累計で4万5000筆を突破しました。ありがとうございました。引き続き、ご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。
以上
福島地裁・子ども脱被ばく裁判第九回口頭弁論傍聴記
2月15日福島地裁で第9回口頭弁論が開かれました。
2月14日午後11時50分の夜行バスで、東京駅鍛冶橋駐車場から、福島駅西口を目ざして、いざ出発、バスに乗るとバスは若者で満席でした。隣の若者は口にマスクをして、咳をゴホン、ゴホンしている・・・マイッタナ~~~ト・ホ・ホ・な自分。
翌日5時40分ごろ福島駅西口へ到着、降りたのは自分と同年代らしき女性2名のみ、新白河で1名、須賀川4名、残りの30名位いた若者は郡山駅で降りました、福島県は郡山が中心なんですね。
さて早朝で、時間を持て余し線量計で福島駅東口を計測、空間線量は0.15μ㏜前後です、東京の神田、霞ヶ関、渋谷と変わらない、しかしここからが福島です、地表線量が東京と桁違いです、東京では空間線量と地表線量はあまり変わりませんが、ジャジャジャァ~ン~~福島駅東口は地表線量が桁違い、ナカゴウ百貨店の交差点手前で1,24μ㏜有る所が(写真左下、地面に置いてある白いのが線量計)そこは東口で、裁判当日に、脱被ばく実現ネットの皆さまが、チラシを配布している場所です。
流石~~福島です、ナカゴウ百貨店の電光掲示板では、福島を皆で復興させようと、通勤、通学の市民に呼びかけています、そばを犬を連れたおじさんが散歩、犬は地面をクンクン臭いをかいでいます、あぁ~犬が被ばくするよ・・呑気すぎるな~・・・おじさん!
9時に福島市民会館へ到着、原告の今野さんと佐藤美香さんが来ていて、雑談をしていると係りの人が来て開場、集会の準備をしながら、今回は♡が落ちないようにと願い、今野さん達と冗談を言いながら、和やかに準備完了です。
今回も大きな♡は、全て午後の集会終了までに落ちました・・・残念です!
次回は、午後の記者会見前に♡をダメ押ししましょう。
そして午前中は、中手聖一さんが事前集会で講演を、午後からの裁判では意見陳述を行いました。
お名前は知っていたがお会いするのは初めて、お会いすると言っても、自分は名刺は出さないし講演を聞き、ただ眺めていただけです。
集会から裁判の経緯は民の声新聞さんをご覧ください。
【子ども脱被ばく裁判】「山下講演」の衝撃と怒り、年20mSvで〝安全〟とされた学校。中手さんが意見陳述「子どもを守れるのは親だけ」~第9回口頭弁論 - 民の声新聞
裁判の経緯は、弁護団のページをご覧ください、今回から原告の陳述準備書面と被告国、福島県の答弁準備書面も載っています。裁判の内容が分ります、ぜひ一読を!
そして、先にブログを発表している、支える会西日本さん、脱被ばく実現ネットさんとも、支える会・東日本ブログのリンク先で(右側にあるお名前をポチと押して)ご覧ください。
福島の子ども達を放射線量の少ない場所で授業を受けさせる、福島県民に福島第一原子力発電所事故の後に、適切な処置をしないで余計な被曝をさせた、国、福島県に対して、自分は、裁判もいよいよ本題に入って来たなと思います、原発の闇の扉をこじ開けるのは、我が弁護団です!ガンバレ~子ども脱被ばく裁判の弁護団は日本一です!
弁護団から被告国に対して、原子力緊急事態宣言は、誰が、何処で決めたか、井戸謙一弁護士が陳述をしました・・・カッコいいぞ井戸謙一弁護士!
原子力緊急事態宣言を解除しないで、発令した現状は安倍総理に権限が集中するから、安倍総理はやりたい放題です、ですから、安倍総理は解除しないでしょう!
「原子力災害対策特別措置法」の第15条 原子力緊急事態宣言
http://brownmorning.s3-website-ap-northeast-1.amazonaws.com/kanteidoc/20131018.pdf
年間被ばく限度線量20mSv以下で高線量地域に住民を帰還させる、自主避難者の住宅支援打ち切りも、原子力緊急事態宣言が発令されたままだから、法律違反ではなく実行出来るのです。
推測ですが、自主避難者の住宅支援打ち切りは、福島県の内堀雅雄知事が決めたのではなく、2020年東京オリンピックまでに避難者を0にしたい、安倍総理と内閣府が決めたと思います、去年ひだんれんの院内集会で、各省庁の担当者が持ち帰って検討しますと言わないで、強い口調で「決まった事ですから変わりません」と此方を見下していたのが印象的でした。
次回からの裁判予定です、今回安部さんが参加して、前澤さん、黒岩さん自分の4名でした、次回から、支える会・東日本会員は8名ぐらい参加したいです。
皆さん、宜しくお願い致します。
故郷に帰るか、それとも 原発事故・自主避難者支援打ち切りの波紋
第9回子ども脱被ばく裁判のご案内
稲井です。
寒さが厳しい来月2月15日福島地裁で開催されます。
共同代表 片岡輝美の、第9回子ども脱被ばく裁判口頭弁論のご案内です。
支える会東日本は、傍聴希望者が毎回3~4名です。
今回は6~8名位が参加して欲しいです。
宜しく、お願い致します。
子ども脱被ばく裁判支援者のみなさま
子ども脱被ばく裁判の会・片岡輝美です。
■日時:2017年2月15日(水)午前10時30分〜
■会場:福島市民会館 〒960-8021福島市霞町1番52号 ℡024-535-0111
http://www.city.fukushima.
福島地方裁判所 〒960-8512 福島市花園町5-38 ℡024-534-2156
■プログラム
10:30 開会のあいさつ・署名数報告
10:40 アクションプログラム・中手聖一さんのお話と質疑応答
12:00 昼食と休憩
12:45 本日の裁判の争点 弁護団
13:15 地裁へ移動
13:30 地裁前集会
14:00 傍聴券配布
14:15 入廷
14:30 開廷・意見陳述
15:30 閉廷
15:50 記者会見
16:20 本日の裁判と今後について意見交換
17:30 閉会のあいさつ
片岡輝美
子ども脱被ばく裁判 第8回口頭弁論傍聴記
2016年12月12日 子ども脱被ばく裁判 第8回口頭弁論期日を傍聴しました。
最近、支援者、原告さんの参加が少なくなっているみたいです、裁判の傍聴券も無抽選でした。
その中で、共同代表水戸さん、片岡さんの「子ども脱被ばく裁判」への取り組みは、素晴らしいです。
我々、支える会・東日本も参加者が、黒岩さん、前澤さん、自分の3名でした。
集会の最後に原告の、今野さんが、皆さん、次回2月15日の裁判は、知人、お友達を誘って来て下さいと、お願いしていました。
支える会・西日本さん6名参加、脱被ばく実現ネットさん7名参加しています、次回2月15日の裁判には、支える会・東日本も6名位参加したいです。
皆さま、宜しくお願い致します。
今回初めて参加した前澤さんは、自分達が、2014年9月26日、鹿児島県薩摩川内市久見崎海岸に建てた、脱原発川内テントへ今年11月に来てくれて、支える会・東日本の会員になって貰いました。
東京の南青山に住んでいて、機械に強く脱原発川内テントの車のテールランプ交換等、色々補修してくれて助かりました。
本日も、撮影の三輪さんが来れなくて、前澤さんが持っていた録音機で録音、片岡さんにICチップを渡していました、心強い人が「支える会・東日本」へ入ってくれました。
裁判、集会の経過は「民の声新聞」さんを読んでください。
宜しくお願い致します。
【子ども脱被ばく裁判】父親の怒り「原発事故で当たり前の生活奪われた」。母親の悔しさ「国も行政も住民守らなかった」~第8回口頭弁論で意見陳述 - 民の声新聞
子ども脱被ばく裁判 第七回口頭弁論傍聴記
10月12日子ども脱被ばく裁判第七回口頭弁論を傍聴しました。
この裁判が原告、弁護団の肝胆相照らすにより、目に見える裁判になってきました。
被告の日本政府は、原告に対して初期被ばく線量の提示を求めてきました。
これはおかしいな話しです、日本政府が福島第一核発電所事故の初期対策を怠ったり、隠蔽したために余計な被曝を強要されたからです。
ですから、福島県民が2014年8月29日、福島地方裁判所に提訴したのです。
自分は、裁判の翌日13日から20日迄、鹿児島県薩摩川内市に飛び、薩摩川内市長選、市議選候補者の応援をして来ました。その為に裁判傍聴記が遅くなり誠に申し訳ないです。
本日、傍聴記を書いてる10月23日が薩摩川内市の投開票です、市長候補は二人とも原発推進です、
薩摩川内市長選挙で新人の小田原勇次郎氏は脱原発を公示前の記者会見で突如撤回しました、保守の方々は脱原発を唱えると、圧力が有る見たいです?
また、水俣は熊本県と鹿児島県の県境にあり、脱原発川内テントにも水俣の市民運動家が来てくれます、今回はその方の案内で、乙女塚、水俣病歴史考証館を見てきました。
水俣病も又差別の問題です、福島県民は放射能被ばくで差別されたくないから、放射能安全神話を信じようとしています、福島だけの問題ではないのに残念です!
原子力非常事態宣言は、内閣総理大臣に権力が集中します、政府、各地方自治体、電気事業者を指揮、誤誘導できます。
日本各地の核発電所再稼働、来年3月の福島避難者住宅支援打ち切りも、内閣総理大臣が決めたと思います。
皆さん、原子力非常事態宣言を解除させる為に議論をしましょう。
子ども脱被ばく裁判は、国家権力との闘いです。
皆さま、小異を捨てて、共に協力して・・・闘って行きましょう。
8月8日福島地裁・第6回口頭弁論傍聴記 及び 支える会・東日本の分裂・再活動
暑さ厳しい日々が続きますが、皆様いかがお過ごしですか?
私は、外出時はなるべく地下鉄に乗り、地上ではビルの日影を選んで歩くようにしています、ですが、仕事でトラックに乗りますから右腕ばかり日焼けしています。
さて、第4回・5回口頭弁論傍聴記を発表せず、皆さまには大変なご心配をおかけ致しました、誠に申し訳ございませんでした。
支える会・東日本の分裂と再活動は後で述べます。
今回、8月8日福島地裁第6回口頭弁論期日で、一番ショックな出来事は原告さんの激減です。
井戸謙一弁護士からの指摘で上記を訂正いたします。
原告さんは激減していません、子ども人権裁判原告さん約20名
親子裁判原告さん約180名(子ども人権裁判原告さん20名含む)
東京の街宣では、子ども脱被ばく裁判の原告さんは、100名以上が勇気を出して原告になり、子どもを守り、余計な被曝をさせた、福島市、福島県、日本政府に責任を追及しています、と訴えています。
残念ですが、激減した原告さんの内訳は、親子裁判30名、子ども人権裁判3名だそうです。
申し訳ございません、親子裁判30名 子ども人権裁判3名は第三次提訴の原告さんの人数です。
子ども人権裁判の原告さんは、本日、原告席に座っていたKさんの子供さん、子ども人権裁判原告代表Sさんの2人の子供さんと、3人だけなんですね?
申し訳ございません、子ども人権裁判原告さんは約20名です。
原告さんの激減はショックでしたが、明るい希望の持てる裁判になってきました、子ども人権裁判は却下されず本審議に、親子裁判は本審議へ弁護団の努力により展開されています。
原告さんが、約180名も居れば心強いですし安心しました、この裁判は日本人の存続に係る大事な裁判です、此れからは情報を確認してブログを発表いたします、関係者には、ご迷惑をお掛けして誠に申し訳ございませんでした。
それは私も驚きましたが、2月25日第4回口頭弁論期日でした、提出訴えの追加的変更申立書2の中で、土壌汚染地図の迅速な作成には、裁判官も驚き、弁護団に敬意を表していると思います。
子ども脱被ばく裁判は、日本各地の原発災害訴訟とは違います、各地の原発災害訴訟は、日本政府、東京電力に福島第一原発事故により被害を受けた避難民が損害賠償を訴えている裁判です。
この、子ども脱被ばく裁判は、福島第一原発事故が起きた後、放射能汚染、被ばくを隠し、適切な対策をしなかった、福島市、福島県、日本政府に余計な被曝をさせた責任を追及しています、そこが各地の原発災害訴訟裁判と違うところです。
例えば、文科省はスピーディ情報を隠し、浪江町民始め福島県民に余計な被曝をさせました、そして、放射能を正しく理解するために2011年4月20日は、各教育委員会に偽りの通達をして余計な被曝を、現在もさせています。
http://www.mext.go.jp/component/b_menu/shingi/giji/__icsFiles/afieldfile/2011/06/15/1305459_2_1.pdf
福島県は、安定ヨウ素剤を県民に配布せず、三春町では職員が県庁まで(県庁の廊下に安定ヨウ素剤が乱雑に段ボールで山積みだったらしいです)安定ヨウ素剤を取りに行って三春町に到着後、福島県庁職員から返却を求められたらしいです。
ですが、浪江町から避難している被曝専門家の指導で三春町民に安定ヨウ素剤を呑ませました、安定ヨウ素剤は呑むタイミングが重要だそうです。
第6回口頭弁論の詳しい内容は弁護団ブログを参照して下さい。
最後に、支える会・東日本の分裂・再活動報告をします。
支える会・東日本は3人の役員合意で、活動していました。
8月8日報告会でお二人に確認しました、時間は解決しませんでした。
今年1月16日福島での原告さん、弁護団、支援者の集まりまでは、良い関係で楽しかったです、しかし、3月5日脱被ばく実現ネットさんの新宿デモに、私が参加して亀裂が生じました。
私以外のお二人は、旧ふくしま集団疎開裁判の会員で、脱被ばく実現ネットさん名称変更の経緯を知っている方々で、ふくしま集団疎開裁判の会を脱会して私と3人で、支える会・東日本を立ち上げました。
私が、3月5日新宿デモに参加しなければ、分裂は多分なかったと思います?
3月5日新宿デモの原告さん参加は1名だと思います、8月8日第6回口頭弁論期日、当日、カナダモントリオールに行っているMさんだけでした、何時も参加されるKさんは法事で参加していません、Mさんと暫く話をして、此れからは、住宅支援打ち切り問題に真剣に取り組みたいから、子ども脱被ばく裁判から距離をおくようなお話を伺ました。
しかし、参加して良かったです、2011年~12年頃、デモ集会で一緒だった仲間と再会でき、支える会・東日本の会員になって頂いた事です。
そして、集会の最後に、支える会・東日本の会員募集のお知らせをさせて頂きました。
脱被ばく実現ネットの皆さまには、遅くなりましたが、その節はありがとうございました、感謝いたします。
旧ふくしま集団疎開裁判の会、現脱被ばく実現ネットさん、子ども脱被ばく裁判事務局とも良好な関係を保って行ける「支える会・東日本」に生まれ変わります。
先々の確固たる見通しは有りません、取りあえず、旧ふくしま集団疎開裁判の会にしがらみの無い方々と、国会前希望のエリアに参加している、支える会・東日本の会員さんに協力をお願いしてみます。
それから補足です、私が一方的に代表に復帰した訳は、本日も、裁判の進行協議は如何なものかと、弁護団に異議を唱える方が居ました、支える会・東日本の代表が、弁護団に異議かアドバイスか解りませんが、発言しない方が賢明かと思い代表を交代しました。
皆さん、一致団結して「子ども脱被ばく裁判」を闘いましょう。
第2回「子ども脱被ばく裁判」への公正な審議と判決を求める署名ご協力のお願い
子ども脱被ばく裁判を支援してくださる全国の皆さまへ
平成26年8月29日に提訴された「子ども脱被ばく裁判」では、現に福島県内の公立小中学校等に通う子どもたちが、地元自治体に対し、安全な地域で教育を受ける権利の確認等を求める「子ども人権裁判」とともに、福島原発事故当時、福島県内に在住していた子どもたちとその親が、国と福島県に対し、行政の無為無策によって子どもたちに無用な被ばくをさせたことを理由とする慰謝料の支払を求める「親子裁判」を起こしています。
今年5月まで、5回の口頭弁論期日を持ちましたが、途中、子ども人権裁判が門前払いの恐れがあり、大変緊張した時を過ごして参りました。しかし、弁護団のご尽力と口頭弁論に立つ原告の心からの訴え、さらに、全国からの署名や応援ハガキにより、その危機をほぼ回避することができました。これまでの皆さまのご支援に心より感謝致します。
この度、子ども脱被ばく裁判の会は、次の二つの現実を鑑み、第2回署名を始めることにしました。ひとつは、高校進学に伴い原告の資格を失う子どもが出てきていること、二つ目は、小児甲状腺ガンまたは強い疑いと診断された子どもが172名となったことです。決心して原告となりながらも資格を失う無念さ、甲状腺ガンと診断された子ども自身や家族の狼狽を思う時、私たちはさらにこの裁判の審議を加速させ、少しでも早く放射能被害から子どもたちを守ることが緊急の課題であると考えております。
福島地裁も、これまで3か月毎の審議を、2ヶ月毎と日程を狭めてきましたので、会としても短期間で多くの署名を集めたいと思います。新たな呼びかけですので、これまでの署名にご協力してくださった方も署名が可能です。全国の皆さまから、さらなるご支援・ご協力を賜りますよう、お願い致します。
◆呼びかけ・集約団体
子ども脱被ばく裁判の会共同代表 水戸喜世子 片岡輝美
◆集約先 〒522-0043滋賀県彦根市小泉町78-14 澤ビル2階
井戸謙一法律事務所 電話:0749-21-2460 FAX:0749-21-2461
◆第1次集約日:2016年7月31日 第2次集約日:2016年9月30日
★署名用紙は、ここをプリントアウトしてお使いください。
↓
https://drive.google.com/file/d/0BzG0nuqlnIlJMzdIUmQ5LWpMNHc/view
お手数をお掛け致しますが、宜しくお願い致します。
第23回福島「県民健康調査」検討委員会の傍聴報告です。
私、稲井の偏見と独断の傍聴記です、可笑しい処はお許しください。
日 時:平成28年6月6日(月)13時30分~17時迄
場 所:コラッセふくしま 4階 多目的ホール
まず、会場に入って驚いた事は、如何に、国民、県民、市民を騙すかが、ミエミエの委員会でした。
星北斗座長の隣席の委員が、星座長の苦し紛れの言い訳解説に、米つきバッタみたいに大きなゼスチャーで「うんうん」うなずく大根役者ぶりには、本当に辟易しました。
新たに、小児甲状腺がんになったお子さんは、6名です。
チェルノブイリでは、5年目から爆発的に小児甲状腺がん患者さんが増えました、福島では増えていません,
新たに6名ですが、本当にこの人数なのと疑問に思いました。
しかし種明しが有ります、被災時14歳~18歳までの、現在18歳以上の正確なデータが無いのです、現在、小児甲状腺がんが多発するだろうと思われる、18歳以上のデータを、就職、進学などで他県に引っ越した人の追跡調査は困難との、ご説明です。
そして言い訳だと確信したのは、18歳以上の人は大人ですから、会社の中で、大学で甲状腺がんの検査を知られたくないでしょう、此方から強制的に検査を受けろとは言えませんと、ある委員の解説でした。
星北斗座長、可笑しいですね?我々をバカにしてますね。
それから、報道ステーションでご存知の方もいるとお思いますが、今まで、星座長は0歳~5歳までチェルノブイリ事故では小児甲状腺がん患者は多発したが、福島では発症例はないから、福島第一原発事故放射能と小児甲状腺がんの因果関係は、認めにくいと力説していたのに、残念ですが福島で1人出てしまいました。
星座長のその解説も、一方的に1人出ただけで福島第一原発事故の放射能と、因果関係を認める事はないと、論理破綻しています。
自分の結論。
検討委員会は、結局何が有っても福島第一原発事故の放射能で被ばくして、国民、県民、市民がお亡くなりになっても、科学的に閾値が無いので、因果関係は証明しない。
国民、市民は放射能情報が無く死に損です、お亡くなりになった方々に、お悔みを申しあげます。
福島県、日本政府は、福島第一原発事故の放射能被ばくを、知らぬ存ぜずで、健康被害の補償はせず、東京オリンピック開催で国民、市民を騙して、東日本住民、東京都民の放射能被曝を隠し続けるのでしょう。
5年が過ぎ、東日本住民の健康被害が多発するのは此れからでしょう、ですから、今年から日本での放射能被曝問題の始まりです、本当に怖い日本ですね。
この、福島県民健康調査検討委員会は、福島県民に危険な放射能被曝問題を騙し、安全神話を刷り込む委員会です。
ですから、福島県民は放射能被ばく問題に声をあげにくく、福島県民以外の、東京都民、東日本住民は、日本政府、東京電力に放射能被ばくをされたのに、裁判など提訴出来ないでしょう。
本当に怖い世の中です!
事故時5歳児、甲状腺がん~悪性・悪性疑い172人 | OurPlanet-TV:特定非営利活動法人 アワープラネット・ティービー
支える会・東日本は役員の変更を致します。
支える会・東日本は役員の変更を致します。
代表の黒岩康は代表を降り、稲井邦利が代表に復帰致します。
会員の皆さま、今後とも宜しくお願い致します。
2月25日子ども脱被ばく裁判、第4回口頭弁論が福島地裁で開廷されます。
旅費は自腹です、当会は、役員も会員さんも同じ立場ですから、行動資金の支援は有りません、自腹でお願い致します。
2月25日
集合場所・東京駅東北新幹線ホーム1号車1番前の先頭車両乗車口
集合時間・AM8時
(8時過ぎの新幹線に乗車しますから、8時、時間厳守でお願いいたします)
片岡輝美です。こんにちは。
いよいよ2月25日、第4回口頭弁論期日が間近になってきました。子ども人権裁判門前払い却下を求める準備書面が被告側から提出された前回から、弁護団は全面的な反論の準備書面が作成されてきました。今回も原告と多くの支援者で法廷を埋め、裁判官に私たちの思いを突き付け、弁護団と陳述する原告を応援しましょう。
冬道に備えて開始時間を遅めに、しかし、裁判を受けて、今後の方向性を話し合う時間を充分に持ちました。ぜひお時間を取ってお集まりください。
11:00 市民会館会場準備(〒960-8021 福島県福島市霞町1-52)
11:30 挨拶
11:45 弁護団より「これまでの進捗状況と本日の裁判の焦点」
12:45 休憩と昼食
13:15 各支援団体報告
13:35 弁護団と原告団出発。天候が良ければ、支援者は地裁前でミニ集会
14:00 悪天候の場合、支援者はこの時間に地裁へ移動
14:30 傍聴券配布
15:00~16:00 裁判
16:20 記者会見
16:50 今後の裁判について
19:00 閉会