2017年8月8日 子ども脱被ばく裁判 第11回口頭弁論の福島地裁へ行きました。
子ども脱被ばく裁判を支える会
東日本 稲井邦利
皆さん~毎日暑い日が続きますがお元気ですか?
残暑お見舞い申し上げます。
さて、裁判の前日8月7日に福島県土湯温泉で、子ども脱被ばく裁判の交流会があった。
原告さん、弁護団、共同代表、支援者が集まり、この裁判の過去の取り組み方、
此れから原告さん達への支え方等、活発な意見が出たので良かったと思う。
男連中は夜遅く迄盃を交して、原告さん、弁護団、支援者が有意義な時間を過ごした!
翌日、土湯温泉の旅館宴会場で皆さんで朝食をして各自が、車で福島市民会館へ向かった。
今回は、2階の大ホールではなく、5階の501号室で勉強会と報告会をした。
大ホールより少し狭いが、階段を使わずエレベータの使用だから、何時もより楽だった。
しかし、とんでもない人が1人いて、5階まで階段で上り下りした強者がいた。
あんた歳を考えろよ!!!う~~~ん凄い・・・悔しいな~
その人の名前は、支える会・東日本の会員で福島県伊達市に住んでいる、超有名な安藤さんでした。
そして午前中は、映画上映です「奪われた村~避難5年目の飯舘村民」
鑑賞中、村民の苦悩に原発事故さえなければと・・・何度も思った!
映画終了後、豊田直巳映画監督の話しを聞いた。
皆さんご存知の通り、飯舘村の菅野典雄村長は自治体維持の為なら、
午後の裁判は、夏休みで帰省中の方々と子どもたちが(大人10名、子ども7名)原告席に座り華やかでした、
何故か?原告の佐藤美香さんが原告席に座らず、傍聴席に座っていました。
今回の意見陳述は男性2人でした、1人の方は会津若松から参加、もう一人の方は郡山から長崎県へ、そして埼玉県へ避難している方でした。
会津若松の原告さんは、奥さん、子供さん3人、お父さんの6人家族です、ご自身は甲状腺検査で、C判定が出てしまい、
幸い良性で半年ごとに経過観察をしているそうです。
もう一人埼玉の原告さんは、ご自分の実家長崎県へ避難したが、子供さんはクラスでイジメにあい、奥さんも職場で言葉の違いで馴染めず、
ご本人は住宅支援も受けられず、コンビニのアルバイトでは生活が厳しい状態で、埼玉県に移動したそうです。
両家族とも、原発事故さへ無ければこんな大変な生活をしなくて済んだのに・・・只々無性に泣けてきた!
子ども脱被ばく裁判は、日本人に重要な裁判です!
絶対に許さない!必ず勝利しよう!
次回 子ども脱被ばく裁判の予定
第12回口頭弁論 10月18日(水)
第13回口頭弁論 2018年1月22日(月)
皆さん、今回は無抽選で裁判を傍聴しました、ぜひ皆さんで傍聴席を満席にして、被告の日本政府、福島県、各自治体に圧力をかけましょう!
皆さんの参加を、お待ちしています。
裁判の報告は弁護団からです。