第23回福島「県民健康調査」検討委員会の傍聴報告です。
私、稲井の偏見と独断の傍聴記です、可笑しい処はお許しください。
日 時:平成28年6月6日(月)13時30分~17時迄
場 所:コラッセふくしま 4階 多目的ホール
まず、会場に入って驚いた事は、如何に、国民、県民、市民を騙すかが、ミエミエの委員会でした。
星北斗座長の隣席の委員が、星座長の苦し紛れの言い訳解説に、米つきバッタみたいに大きなゼスチャーで「うんうん」うなずく大根役者ぶりには、本当に辟易しました。
新たに、小児甲状腺がんになったお子さんは、6名です。
チェルノブイリでは、5年目から爆発的に小児甲状腺がん患者さんが増えました、福島では増えていません,
新たに6名ですが、本当にこの人数なのと疑問に思いました。
しかし種明しが有ります、被災時14歳~18歳までの、現在18歳以上の正確なデータが無いのです、現在、小児甲状腺がんが多発するだろうと思われる、18歳以上のデータを、就職、進学などで他県に引っ越した人の追跡調査は困難との、ご説明です。
そして言い訳だと確信したのは、18歳以上の人は大人ですから、会社の中で、大学で甲状腺がんの検査を知られたくないでしょう、此方から強制的に検査を受けろとは言えませんと、ある委員の解説でした。
星北斗座長、可笑しいですね?我々をバカにしてますね。
それから、報道ステーションでご存知の方もいるとお思いますが、今まで、星座長は0歳~5歳までチェルノブイリ事故では小児甲状腺がん患者は多発したが、福島では発症例はないから、福島第一原発事故放射能と小児甲状腺がんの因果関係は、認めにくいと力説していたのに、残念ですが福島で1人出てしまいました。
星座長のその解説も、一方的に1人出ただけで福島第一原発事故の放射能と、因果関係を認める事はないと、論理破綻しています。
自分の結論。
検討委員会は、結局何が有っても福島第一原発事故の放射能で被ばくして、国民、県民、市民がお亡くなりになっても、科学的に閾値が無いので、因果関係は証明しない。
国民、市民は放射能情報が無く死に損です、お亡くなりになった方々に、お悔みを申しあげます。
福島県、日本政府は、福島第一原発事故の放射能被ばくを、知らぬ存ぜずで、健康被害の補償はせず、東京オリンピック開催で国民、市民を騙して、東日本住民、東京都民の放射能被曝を隠し続けるのでしょう。
5年が過ぎ、東日本住民の健康被害が多発するのは此れからでしょう、ですから、今年から日本での放射能被曝問題の始まりです、本当に怖い日本ですね。
この、福島県民健康調査検討委員会は、福島県民に危険な放射能被曝問題を騙し、安全神話を刷り込む委員会です。
ですから、福島県民は放射能被ばく問題に声をあげにくく、福島県民以外の、東京都民、東日本住民は、日本政府、東京電力に放射能被ばくをされたのに、裁判など提訴出来ないでしょう。
本当に怖い世の中です!
事故時5歳児、甲状腺がん~悪性・悪性疑い172人 | OurPlanet-TV:特定非営利活動法人 アワープラネット・ティービー